中学受験は親が9割

中学受験を決めて入塾しても「思ったように成績が上がらない。」という話はよくあります。週に何日も塾に通っているのに、休んだこともないのに、なぜ成績が上がらないのか。

まず頭に置いておくべきことは「中学受験は親が9割」という事実です。こちらの本は中学受験を決めたときに必ず読んで欲しいバイブルだと思います。

まだまだ未熟な小学生が、毎日のように勉強をして自分自身と戦うためには親の協力がなくては成し遂げられないということです。「勉強しないのは子供のせい」「勉強しなくても子供の人生がある。」と一見理解のある親のような発言をする方いますが、ならば「中学受験」の塾に通わせることはお勧めできません。なぜか?

中学受験塾ではちょっと頑張っても成績はまず上がりません。頑張り方を知らない子供は「自分は勉強ができない。」と自信を無くすことでしょう。小学生で勉強に苦手意識を持ってしまったら、、、高校受験、大学受験で頑張れるでしょうか?

ただ通っているだけの子どもは成績は上がりません。ただ通っている子供は「僕はやればできる。面倒なことはやりたくない。」と考えるでしょう。「やればできる」を実感できる他の習い事に時間を使うべきです。勉強にしろ、運動にしろ、芸術にしろ、小学生の時間で獲得しなければいけない能力は計り知れません。「やればできるはずだったのに・・・。」と大人になって挫折をする子供の姿を想像してください。

中学受験における親の主な役割

・受験勉強の計画
・塾や模擬試験のスケジュール管理
・受験生である子供の体調管理

とにかく上質な計画を立てられるようになること!!子供のことを一番理解していて、子供の将来を見据えた教育をしたいと本気で考えている親が子供のモチベーションを上げるスケジュールをたてることができれば、成績は確実に上がります。

「勉強しなさい」ではなく、「予定をこなしましょう」

「成績が悪い」ではなく、「ここの部分はできている。こっちができるようになるためにスケジュールを見直そう」

「塾から帰ったらおやつをドカ食い」ではなく、「体調管理も受験勉強の一環だからね」

「合格したからおめでとう」ではなくて、「不合格でもよく頑張ったね」と心から言える経験が宝物になるでしょう。

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