生きる力を育てる
目まぐるしく変化する社会において、子供たちが生きていく世界は今までならこれで安心だったという選択が通用しない厳しい現実が待ち構えています。色々な岐路において決断し実行する。その結果がどうであれ、どんな困難にも立ち向かえる力は子供達には必須です。そのために私たち大人ができることとはなんでしょう。
親の意識をアップデート
「いい大学に入学して大きな会社に入る」といった安心コースはもはやありません。今後は働き方も職種も多様化します。「どんな道を歩めば失敗しないか」よりも「子供にどんな力をつければピンチを打開できるか」を考えることの方が重要です。
生きる力を高めるには
自己肯定感を上げる
自分を信じて挑戦しようと思える「自己肯定感」は生きる力の根源です。
- 周りと比較しない
- できることに目を向ける
- 結果ではなくプロセスを褒める
決める力を養う
自分で道を選択し、切り開いていくには決断力が必須です。
- 先回りして道を教えない
- 子供の決めたことを尊重する
- 「失敗してもいい」姿を見せる
考える力を養う
「なぜ?」「ほんとう?」と、今までの常識を批判的に検証できる力は自分の置かれた状況を冷静に判断する力を養います。
- 親は答えを教えない
- 疑問点は一緒に調べる
- 「あなたはどう思う?」と聞く
- 答えが1つではない問題を一緒に考える
ゲームをする。お手伝いをお願いする。勉強する。習い事の練習をする。「子供が自主的にルールを決めて行動する。出来たら褒める。失敗しても諦めない。」生きる力は家庭において色々なタイミングで養えます。