知能指数を高める勉強法

一般的にIQ130以上なら高IQ(”天才”と呼ばれる知能)と見なされています。

IQというのは、「精神年齢」÷「肉体年齢」で計算できる数値です。

たとえば、「3歳の時に、5歳のことができる」という状態であれば、5÷3=IQ166という計算になります。

こういう計算に基づいているので、年齢が小さい方が極端に高いIQが出やすいです。

「2歳先のことができる」という状況だとして、

・2歳の時に4歳のことができる
・8歳の時に10歳のことができる

という両者を比較すると、前者はIQ200になり、後者はIQ125と計算されます。

ですので「精神年齢」を高める=「知能指数」を高める ということになります。

ちなみに「知能検査で測定している能力」は大まかに5つの側面を評価します。

  • 過去に学習した経験がどれくらい身についているか
  • 目で見たものを理解する力
  • 新しい出来事を分析して適応する力
  • 短時間に記憶できる力
  • 課題をこなす速さ

以上の能力について「短時間に記憶できる量」「課題をこなす速さ」については「「遺伝」の影響を少なからずうけます。

一方、「過去に学習した経験」「物事の分析力」などは生後の環境でいかようにも伸ばすことのできます。

ですから、幼児期・児童期の子供にとって「経験からの学習」が知能を高める近道なのです。

ちなみに、よくある誤解ですが、

・小学校1年生の時の1時間の勉強
・小学校6年生の時の1時間の勉強

この2つであれば、どちらの意味が大きいでしょうか?

「まだ1年生だから、勉強はそんなにしなくてもいいよね。」
「6年生になったら勉強させないと・・・」

このように考えて、後者ばかりに注目し、前者をあまり重視していない方が多いのが現実です。

しかし私は、前者の方が意味が大きいと思います。

6年生の1時間の勉強より、1年生の1時間の勉強の方が重要だという意味です。
なぜなら、後の人生すべてに影響を与えるからです。

小学校1年生、2年生のうちにも、(むしろその時期だからこそ)しっかりと勉強する必要があります。

ただ、ここで重要なことが1つあります。

幼児期から勉強をすると言っても、「ドリルをしなさい」「百マス計算を早くしなさい」というような強要するイメージではありません。
この時期の勉強は、「いかに子供が楽しみながら、しかも自主的に取り組むか?」ということが重要なのです。

「幼児期」には特に「親子で遊びならが学ぶ」を意識しましょう。

「小学校低学年・中学年」は経験をさせながらドリルなども活用して「経験」を「知識」に変える工夫をしましょう。

そのためには親の関わり、声のかけ方、ドリルの選び方、勉強習慣をつけることが大変重要です。

そうすれば、「小学校高学年」になるころには自分の目標に向かって自主的に努力する能力が十分に備わっているはずです。

BKGTは各種検査を通してお子様に最適な「学習方法」を提案します。お子様の「可能性」を解明し、開花させるお手伝いをさせていただきます。

コメントを残す