習い事の選択
「集中力のお話」でも書きましたが、幼児期・児童期は特に様々な体験をして学習することが大切です。
習い事というと、「水泳」「サッカー」などのスポーツ系。「ピアノ」「バイオリン」などの音楽系。「英語」「幼児教室」などの勉強系。が思いつきますが、どうやって決めますか?
選択の基準は「子どもの興味・関心」、「能力・スキルの向上」、「将来の有用性」の観点で考えてみましょう。
「子供の興味・関心」
できるだけ多くの習い事を体験させて選ばせることが大事です。よく動機に挙げられる「友達が習っているから」という理由は子供の興味とはちがいます。自分がやってみて、もっと知りたい、上手くなりたいと思えるような習い事に出会えたら、習い事を通して自分の能力を磨く力を学び、挑戦する充実した時間を過ごすことができるでしょう。
「能力・スキルの向上」
- リズム感
- 運動神経
- 泳力
- 計算力
など、習い事で向上が期待されるスキルは様々です。
伸ばしたい能力・スキルを決めたら、それに適した習い事を選択します。リズム感ならピアノ、運動神経なら器械体操やサッカー、泳力なら水泳、計算力なら暗算や算盤といった感じで選びます。
子どもに身につけて欲しい能力やスキルは音楽、運動、芸術、学力どの力でしょうか。
「将来の有用性」
先ほどの能力・スキル向上を重視するのと似ていますが、こちらはより将来に必要となるスキルの向上を重視した選び方になります。
例えば、どんな仕事でも英語が必要な世の中になってきたから英語を習わせたり、プログラミングの重要性があがってきたのでプログラミングを習わせたり、といった感じですね。
将来どのようなスキルが必要となるかを見極める力が必要になりますが、先見性があれば確実に子どものためになる習い事を選ぶことができます。
「①興味・関心、②能力・スキル向上、③将来の有用性」のどれを重視するか
これは非常に難しい問題ですし、ご家庭の教育方針によっても異なります。
どれが正解という話ではないのですが、私が最も出会えたら幸せだと思う習い事は「興味・関心が持てる習い事」です。
なぜなら子どもにはやりたいことをやらせてあげることが最も成長を期待できるからです。自分が本気になって取り組んだ経験は、大人になってどのような職業に就こうが必ず役に立ちます。
子ども自身の関心・興味のあることを習い事にしてあげることで次の効果も期待できます。
- 自分が好きなことなので継続しやすい
- 能力が向上しやすい
- 成長を感じられて新しいことにチャレンジする気持ちが芽生える
BKGTでは検査を通してスキル向上に効率的な習い事と、学習方法を提案します。
計算スキルを上げたい 「そろばん」が向いている子 「公文式」が向いている子
英語のスキルを上げたい 「早期教育」が向いている子 向いていない子
中学受験をしたい 「個別塾が向いている子」「集団塾が向いている子」
社会の点数が上げたい 「マーカーを使うか使わないか」「問題から教科書を読むか、教科書を読んでから問題を解くか」
メモを取った方が良いか まずは授業を聞くか
他にも色々な提案が可能です。