プログラミング=算数の勉強
プログラミングというと、私は意味の分からないローマ字と数字の羅列を想像します。ドラマや映画でハッカーが機密情報を盗むシーンのあれです。
確かに、現場で働くエンジニアが扱っている言語は正にあのような物ですが、小学生・中学生が学校で習う際に使用するプログラミング言語は違います。
最もよく使われていて、BKTでも取り扱うScratch(スクラッチ)というプログラミング言語は、ビジュアルプログラミングといって子供でも感覚的に楽しく扱える言語です。画面でキャラクターを動かすためにコンピューターにどのような指示を出せばいいかを考えてプログラミングします。自分が思い描いたようにキャラクターを動かすために一番よく使う能力は算数です。
向きを何度に動かすか(角度)
どの方向にどれくらい動かすか(X軸 Y軸)
何秒後にどれくらい動かすか(時間・速度)
どの条件でプログラムを実行するか(仮定・演算)
他にもたくさんの算数的思考を使ってプログラミングを完成させます。自分の表現したいものを実現させるためにどうしたらよいか。そういった生きた算数の使い方を学ぶことができるのです。
代表的な多角形のプログラミング動画です
一つの作品を作る度に理解する算数的能力があり、子供の算数力を自然につけることができます。
楽しみながら将来役に立つIT能力を高められるプログラミング学習は、これからの算数の学習をより豊かにすること間違いありません。