プログラミング教育で発達障害の症状が改善(論文)

特に知能の高い発達障害児童にプログラミング教育を行った研究結果から、以下の効果が確認されています。

1. プログラミング的思考の発達

物事を論理的に考えるプログラミング教育は、子供の潜在的な能力を助長する可能性がある。

2. 自立活動におけるコミュニケーションの育成

自分で作ったプログラミングゲームやアプリケーションを他人と楽しむことで、他者に褒めてもらうために努力する様子へと変わっていった。担当教師や参観していた保護者からも他者と関わりあう姿に驚いたという声が多数挙げられた。このように,プログラミング教育において,コミュニケーションと協働作業能力向上への効果が認められた。

子供の個性によって教材を変えるなど、高度なプログラミング教育方法が必要です。

引用文献
岡田克己・大山美香・井上愉可里・渡辺勇士・原田康徳・成田泉・水内豊和
富山大学人間発達科学部紀要第13巻第2号:37-44(2020)
発達障害児を対象とした Viscuit によるプログラミング教育

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