子供に先生になってもらいましょう

勉強や経験を通して学習し、「分かった!」と思っていたことが実際は思ったほど身についてなかった経験はありませんか?子供の立場から考えると、「本当は分からないけど、もう勉強は嫌だ」という場合と「分かった気になっている」という場合があります。

人が新しいことを学ぶとき、脳に覚えさせる「インプット」の作業と実際に使ってみる「アウトプット」の作業があります。特に勉強の場面では先生が言うことを聞いたり、教科書を読むといったインプットの時間の長さを意識しがちですが、実は「アウトプット」の時間が理解度を深めるために必要なのです。学習塾ではテストを、習い事では実際にやってみてアウトプットさせる機会が必ずありますが、家庭でも「テストをしましょう」となると子供にしてみれば「うんざり」ということになりがちです。

「今日の勉強は分かったかな?」と確認するために親子間で一番おすすめの方法は「子供に教えてもらう」スタイルで理解度を確認することです。「今日習ったこと教えて?」「なるほど!この辺がちょっと分からないからもう少し教えて欲しいな。」もしうまく説明できなければ、子供は「この辺りは分かっていなかった。」と理解することができます。また、子供は教えてあげるつもりで勉強することでインプットの集中力も格段にアップするのです。

「子供先生勉強法」は親子の信頼関係も築きます。

子供の説明を聞くことができれば親子の会話も自然と増えます。「今日はどんなことを習ったの?」「どんなことができるようになったの?」「お母さんもやってみる」「あれ?これは難しいな。」「こんなことができるようになったんだね。」子供の頑張りを認め、親子で理解を深めることを楽しめるが自然ととれるのです。

「一段下がって会話を楽しむ」

親子というと「~しなさい」「あなたのためを思って」とどうしても上から声をかけがちです。最初は「お母さんに教えて」から始まったコミュニケーションも、気が付いたら「説明できてないよ。これはこういうことだよ」といった会話になったり親ばかリ喋っているという結果になりがちです。こうなってしまっては子供は「ウザい」「どうせ分かっていないよ」と心を閉ざしますよね。とにかく子供が気持ちよく説明できるような声掛けを心がけてください。「なるほど!」「それで?」「一緒に問題といてみるよ」「教えてくれてありがとう」先生になった子供の授業を楽しんでください。

なりきりグッズも上手に使って

「子供先生」に気分よく授業してもらうためにホワイトボードはお勧めです。なりきり度が上がるほど、説明にも気合が入り、知識の定着が進みます。

BKGTではお子様の成長を応援する様々な情報を提供します。

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