高機能自閉症の特性を生かすプログラミングレッスン

BKTに通ってくれて3か月経つ小学3年生の男の子のお話です。

大人になったときに役に立つプログラミングの力を身に着けてほしいというお母様の思いからレッスンに通ってくれています。お子様もパソコンを触ることが楽しく、レッスンを毎回楽しみにしてくださっているとのこと。私もお母様の思いをなんとか実現させたく日々レッスンに取り組んでおります。

行動の切り替えが難しい傾向と対策

  • 好きなことに集中し過ぎる過集中があり、集中していることについては切り替えが難しい
  • 見通しを立てることが苦手なため、後の予定などにまで考えが及ばない
  • ことばでの指示が伝わりにくい

発達障害のお子様に強くみられる傾向です。BKTではこのような特徴を理解し、レッスンができる限りスムーズに進められるように工夫をしています。

BKTの対策の一例

  • レッスン開始時に今日の予定を自分で決めてもらいリストに記入する
  • 作業のたびにタイマーを使い、5分前に1度鳴らし、終了時にもう一度鳴らす。
  • どうしても作業から離れられないときには ホワイトボードに「手を放します」と書いたものを見せる
  • パソコンのマウス・キーボードを使えない状態にする
  • 最後はパソコンを一旦とりあげて落ち着く時間を設ける

本人の「好き」を伸ばすレッスン

小3の男の子ですが、タイピングが好きでプログラミングの学習が進まない傾向が日々強くなりました。本人とお話すると、「タイピングが好き。今日はプログラミングやりたくない。」とのこと。「タイピングの資格を取れる方向で頑張ってみようか。」と話すと目を輝かせて「やりたい!!」と答えてくれました。

お母様には「プログラミングを先にレッスンして、タイピングをご褒美にする工夫をします。」「タイピングが好きなので、資格を取ることを目標にすれば自信につながると思います。」とお話して快諾していただきました。

オーダーメイドだからできる対応があります

BKTに通ってくれるお子様が楽しくレッスンを続けられることと、将来役に立つ能力を身に着けられることを両立させるために個別で対策させていただいております。少しでもご興味を持っていただけたら無料体験にぜひお越しください。