ゲーム依存になってない?
2022年8月30日に、香川県でゲームのプレー時間の目安を定めた条例が認められました。子育てをしていると、特に子供が小さいうちはついつい動画鑑賞や、ゲームをさせてしまうことってあります。家事が忙しい時・体調が悪い時・静かにしてほしい場面・・・。我が家の子育てを振り返っても、ゲームに助けられた場面がたくさんありました。ですが、小学生・中学生と成長するにつれ、そのゲームが親を悩ませる種になるのです。
特に、コロナ禍をはさんで自由な時間が多かった子供達。また、友達とマスクをして近づかないように指導されている子供達にとってはゲームは自分らしく離れていても友人と繋がれる場所でもありましたし、ゲームへの依存度は自然と高くなるのも当然です。
多くの子育て中の親は、子供がゲームに夢中になりすぎていないかいつも気にしています。「ゲーム依存」の問題は今や先進国の問題でもあります。
ゲーム依存の目安
- ゲーム時間を自分でコントロールできない
- なによりもゲームを優先してしまう
- 勉強や学校生活に支障がでてもゲームがやめられない
- 課金などで金銭的に問題が起きている
以上の項目に全てあてはまり、その状態が1年以上続いている場合はゲーム依存度が高いといえます。
ゲームとうまくつきあうために
「アルコール依存症」「買い物依存症」・・・依存症の改善プログラムには共通点があります。「ゲーム依存症」も同じです。
1.ゲームから離れて過ごす時間を強制的につくる。(できれば3日ほど我慢できれば依存度は格段に下がると言われています。)
2.ゲームをする時間を記録する。
3.1日にゲームを楽しむ時間を親子で相談しその時間を守る。
ゲームでも勉強でも同じですが、ルールを作るときは親子で話し合うことが大切です。まずは子供にルールのアイデアを出させるようにしてください。間違っても親から「ゲームは1時間まで」と決めつけることがないようにしましょう。
ゲームを味方に
「プログラミング」を勉強して、ゲームを作る楽しみを覚えましょう。プログラミング学習には「算数」「理科」「物理」「芸術」など様々な要素が含まれており、自然と未来を生きる力が培えます。